9秒でまるわかり!

  • エヴァンゲリオン展ではめったに見られない原画や設定資料を展示
  • 肉筆のタッチに、名作アニメを支える描き手たちの思いが伝わる
  • 会場限定おばぁタイムスとのコラボ商品は東京スタッフにも人気

 大ヒット人気アニメ「エヴァンゲリオン展」の巡回作品展が3月25日から沖縄県立博物館・美術館で開かれている。ほとんど公開されることのないアニメーターの肉筆原画や設定資料のほか、絵コンテなど総数1300点以上の資料で制作過程を紹介。「エヴァ」のライセンスを管理する会社グラウンドワークス社長の神村靖宏さんに、同展の内容や見どころを聞いた。

エヴァンゲリオン展で原画に見入る関係者ら=那覇市おもろまちの沖縄県立博物館・美術館

エヴァンゲリオン展の内容や見どころなどを語るグラウンドワークス社長の神村靖宏さん=県立博物館・美術館

沖縄タイムス連載のマンガ「おばぁタイムス」とのコラボした缶バッジ

エヴァンゲリオン展で原画に見入る関係者ら=那覇市おもろまちの沖縄県立博物館・美術館 エヴァンゲリオン展の内容や見どころなどを語るグラウンドワークス社長の神村靖宏さん=県立博物館・美術館 沖縄タイムス連載のマンガ「おばぁタイムス」とのコラボした缶バッジ

 -どのような内容、構成か。

 「アニメーションは膨大な手間をかけて作られる。作り手の思いが伝わるものをと、手描きのものを多く展示することにこだわった」

 「1章ではもう使われなくなったセル画(TV版)を見てもらう。今のデジタルとの作り方の違いがみられる。2章では千枚近い画(複製)を並べることで、アニメが多くの人の手間と物量をつぎ込んで作られていることが分かる」

 「3章はキャラクターやメカニックの設定資料を展示。4章では新劇場版の原画から名シーンを選んだ。人の手で生み出された線の迫力を目の当たりにできる」

 -見どころは。

 「アニメ映像になると見えなくなってしまう、描き手一人一人の肉筆から伝わるタッチや気持ちが、原画から垣間見える。アニメにかけられている物量の膨大さも特筆すべき一つだ」

 -沖縄会場限定の企画がある。

 「工芸作家それぞれの作品の見立て方が違い、色やデザインなど、アニメとは違う手法でエヴァを表現してもらえた。また、おばぁタイムスとのコラボ商品もある。おばぁタイムスは東京のスタッフにも大人気で『いつ商品になるの』と興奮して聞かれた。今回一番のお土産になる」

 -次回作について。

 「4作目は鋭意制作中なので温かい気持ちで待っていてほしい。総監督の庵野秀明が夏公開の実写特撮映画『シン・ゴジラ』を制作中。ゴジラをどのように扱うのか楽しみにしてほしい」(聞き手・石底辰野)

◇    ◇

 同展は5月8日まで。月曜日休館。午前9時~午後6時(4月29、30日、5月7日は午後8時まで)。当日券一般1200円、高大生800円、小中生500円。問い合わせは事務局、電話080(1772)3236。