長い軋轢(あつれき)には、たいていボタンの掛け違いや認識の齟齬(そご)がつきもの。合意を優先し、懸案を先送りした玉虫色の文書は危うさをはらむ▼米軍普天間飛行場の返還を巡る2006年の基本確認書がまさに典型例。名護市辺野古への移設について「県が容認した」とする政府に対し、県は「容認ではない」。