台風6号(ケーミー)は16日午前6時現在、那覇市の西約140キロにあり、時速30キロで東北東へ進んでいる。沖縄本島地方は16日夕方にかけて、奄美地方には16日夜遅くから17日昼前にかけて最も接近する見込み。気象庁は16日午前、伊平屋村と伊是名村で50年に一度の記録的な大雨となっているところがあると発表。同日午前9時20分には、伊江村伊江村付近で約110ミリの記録的短時間大雨情報を出した。

大雨の影響で木が倒れて道がふさがった林道=15日午後7時44分、国頭村宜名真

台風6号:16日午前6時現在の進路予想図(気象庁HPより)

大雨の影響で木が倒れて道がふさがった林道=15日午後7時44分、国頭村宜名真
台風6号:16日午前6時現在の進路予想図(気象庁HPより)

宮古島で1万3900戸停電

 沖縄地方は15日、台風と梅雨前線の影響で局地的に激しい雨が降り、国頭村奥では午後2時までの24時間で241ミリを観測。6月の最大降水量を更新した。宮古島市では午後11時26分現在、市内全世帯の6割に当たる約1万3900戸が停電している。原因は調査中。

 16日午前6時現在の台風の中心気圧は992ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。中心の南東側390キロ以内と北西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 予想される最大風速は沖縄本島地方で20メートル、先島諸島で18メートル。17日午前0時までの24時間に、沖縄本島地方では多い所で250ミリ、先島諸島では60ミリの激しい雨が降る恐れがある。

路線バスは平常通り運行

 沖縄旅客船協会によると、15日は県内の離島を結ぶ便など74便が欠航。16日も23便の欠航が決まっている。空の便も15日、琉球エアーコミューター(RAC)の那覇-石垣便など計8便が欠航。261人に影響が出た。航空各社は16日は通常運航の予定。16日午前9時現在、沖縄本島内の路線バスは平常通り運行している。

 台風の影響で今週末に予定されていたイベントの中止や延期も相次いで決まった。国頭村宜名真の林道では15日午後3時頃、村内をパトロールしていた役場職員が倒木により道路がふさがれているのを確認。林道は1車線で、けが人はいなかった。