沖縄県名護市世冨慶でこのほど、魚の化石が見つかった。「大発見か」と話題になったが鑑定の結果、ブラジルの土産品だったと判明。移民の往来などで持ち込まれた可能性が指摘されている。

二つに割れた状態で見つかった魚の化石

化石が見つかった場所を示す玉城亀夫区長=名護市世冨慶

二つに割れた状態で見つかった魚の化石 化石が見つかった場所を示す玉城亀夫区長=名護市世冨慶

 玉城亀夫区長と比嘉若重さん(83)、比嘉徳勝さん(65)が斜面で作業中に見つけた。玉城区長は「なぜ化石がここで見つかったのか」と不思議がり、名護博物館に持ち込んだ。

 化石は二つに割れた状態。魚は長さ約40センチで、骨やうろこがはっきり確認できる。専門家に鑑定を依頼した博物館の村田尚史学芸員はすでに絶滅したブランネリオン属の可能性が高いと推定。「かつては土産物として流通していたが、現在は採取と国外持ち出しが禁止されている」と説明した。(玉城学通信員)