【うるま】カドカワ(東京都、川上量生社長)が開校した学校法人角川ドワンゴ学園「N高等学校」の入学式が6日、うるま市伊計にある沖縄伊計本校と東京の会場であった。両会場をインターネットで中継し、東京の会場に参列した生徒と沖縄本校の教職員らが同時に入学式を体感。1482人の入学を祝った。

「N高等学校」の沖縄伊計本校と東京会場をインターネットで中継して入学式を行う職員ら=6日、うるま市伊計

 「N高」は、授業やリポート提出はネットで行うのが特徴。アニメやゲーム、IT、文芸小説創作などの「課外授業」のカリキュラムもあり、全国の自治体と連携した職業体験にも力を入れる。年1回(5日間)のスクーリングは沖縄本校を含む全国12カ所で実施。卒業後は全日制高校と同じ卒業資格を取得できる。

 沖縄本校は、旧伊計小中学校を改修した校舎を活用。教室や相談室、多目的スペースなどを備える。12人の教員が常駐し、ネット学習、生活指導なども行う。

 沖縄本校の奥平博一校長は「新しい高校の始まり。やりたいことをやってもらい、だれにでも居場所がある高校を目指したい。自分や家族、仲間を大切にする高校生になってほしい」と激励。東京会場で新入生代表あいさつした塩屋敬加(のりか)さん(15)は「ネットを通して多くの仲間と出会い、新しい高校をつくることを楽しみにしている」と述べた。