沖縄県議会(新里米吉議長)6月定例会の代表質問が19日始まった。膵臓(すいぞう)がんの治療を受けている翁長雄志知事は、11月予定の知事選での2期目の出馬について「今はしっかりと病気の治療を行いながら一日一日公務を着実にこなしていき、県民からの私に対する負託に応えたいと考えている」と明言を避けた。

県議会代表質問で答弁する翁長雄志知事=19日午前10時半

 また、名護市辺野古の新基地建設には「辺野古に新基地を造らせないという私の決意は、みじんも揺らぐことはない」と強調。一方で、埋め立て承認撤回の時期を問われると「日々の国の動きとあらゆる状況を想定して検討し、環境保全措置などについて看過できない事態になれば躊躇(ちゅうちょ)することなく撤回を必ず行う」と従来通りの答弁を繰り返した。

 池田竹州(たけくに)知事公室長は、史上初の米朝首脳会談が在沖米軍基地に与える影響について「現段階では明らかではない。両国の具体的な協議が進み、米軍基地の整理縮小など沖縄の過重な基地負担の軽減につながることを期待している」との見解を示した。

 いずれも島袋大氏(沖縄・自民)への答弁。