台風6号は、3月からまとまった雨が降っていなかった大東島地方に恵みの雨を降らせた。

 南大東、北大東のそれぞれの村役場の担当者によると、19日現在、台風の雨でサトウキビの生育や貯水池の水量は回復の兆しを見せているという。

 南北大東村では、今年に入ってから少雨傾向が続き、サトウキビの立ち枯れや畑が地割れするなど、農家は水不足に悩んでいた。

 南大東村産業課の担当者は「台風6号の接近で70ミリの雨が降った。雨水でサトウキビは回復し、畑も湿っているので、あと1カ月は大丈夫。今月中に30~40ミリ降ってほしい」と説明。

 北大東村の担当者によると、5月末現在で水量が1~2割まで減少していた黒部地区や江崎地区の貯水池について「台風の雨で回復傾向にある」と話した。