沖縄タイムス芸術選賞を受賞した男性舞踊家らでつくる「飛輪の会」(眞境名正憲会長)の第16回「飛輪の舞」公演が16日午後6時から、那覇市久茂地のタイムスホールで開かれる。沖縄タイムス社共催。組踊「雪払」や琉球舞踊などの演目が予定されており、出演者たちは本番に向け稽古に励んでいる。

組踊「雪払」の稽古に励む出演者たち=4日、浦添市・国立劇場おきなわ

 「雪払」は継母(海勢頭あける)にいじめられる姉の思鶴(佐辺良和)と弟亀千代(宮城喜朋)を描く世話物。終盤で分かる思鶴の孝行心で親子の溝が埋まる。雪が降っている設定が特徴だ。

 指導する眞境名さんは稽古中、愛憎の深さを所作と唱えの抑揚で表すよう、一つのシーンを何度も反復させた。「ちょっとした動きの差で違うものになる」と妥協しない。

 佐辺さんは同演目で2度目の主演を務める。「今回は思鶴の性格がわかるよう体全体で表現したい」と意気込んだ。

 入場料は前売り2500円、当日3千円(子ども券千円)。問い合わせは海勢頭あけるさん、電話090(3797)7613。