「哀れなメキシコ、天国からこんなに遠く、アメリカからこんなに近く」。20代のころ旅先のメキシコと米国の国境フェンスで、スペイン語の落書きを見つけ、思わず手帳に書き留めた▼19世紀のディアス大統領が地理的、政治的状況を嘆いた言葉だと後に知った。