沖縄県出身俳優の津嘉山正種さん(74)が21日、母校の県立那覇商業高校を訪れ、7月14、15日に那覇市のタイムスホールで出演予定の朗読劇「ひとり語り『人類館』」(主催・沖縄タイムス社、劇団青年座)のチケット10枚を同校文芸部に寄贈した。「若い人たちにたくさん見に来てほしい」と呼び掛けた。

母校の那覇商業高校の後輩たちに朗読劇のチケットを贈った津嘉山正種さん(前列左から2人目)と学校、同窓会関係者=21日、同校

 劇は沖縄タイムス創刊70周年とタイムスホール開館5周年記念「響演KYOEN」の一環で、“琉球人”らが見せ物として「展示」された1903年の人類館事件が題材。

 チケットを受け取った文芸部の松永真紀子部長(17)は「本人に会えて泣きそう。朗読劇を鑑賞していろいろ勉強したい」と感激。津嘉山さんは生徒に演劇の助言をしたほか「しまくとぅばは沖縄の誇り。皆さんも取り入れて」と要望した。

 15日のチケットは完売している。