名護市屋我地の小中一貫教育校「屋我地ひるぎ学園」が7日、開校した。開校に伴う出発式が屋我地中体育館であり、同学園1期生となる児童生徒99人と教員、市教育委員会関係者らが出席した。同学園は中学校の制服に県内で初めて、かりゆしウエアを導入。また小学1年からの英語教育など小中一貫校のモデルケースとして注目を集めている。

小中一貫校「屋我地ひるぎ学園」出発式で校歌斉唱する生徒ら=7日、屋我地中体育館

 出発式で中学3年(9年生)の大城理樹君は「開校に向けた準備作業は大変だったが、先生たちと力を合わせて乗り切れた。一緒に学園の歴史を切り開いて行きましょう」とあいさつ。神山英輝校長は「長い歴史を持つ屋我地小中学校の伝統を引き継ぎ、地域の飛躍発展に貢献できるよう全力を尽くしたい」と述べた。稲嶺進名護市長も駆けつけ「何事もスタートが肝心。ほかの地域からうらやましがられるような学校づくりに励んでほしい」と激励した。

 同学園では一つの授業を複数の教員で教える「チームティーチング」を実施し、マングローブの保全活動、自然塩づくりなども教育の一環として取り入れる。小規模特認校制度により市内全域から通学が可能で、送迎に使えるコミュニティーバスの運行もある。

 同学園の新校舎は2018年度完成予定で、それまでは現在の屋我地小中学校の校舎が使われる。