【宮古島】2月に宮古島市平良久貝の交差点で起きた交通事故の被害を最小限に抑え、両足を“複雑骨折”した「宮古島まもる君」が8日、“治療”を終えて復職した。

大城辰男署長(右)から警視待遇巡査部長の昇任辞令を受け取る「宮古島まもる君」に扮した署員=8日、宮古島署

 長年にわたる交通監視活動が評価され、宮古島署の大城辰男署長は同日付で「まもる君」に警視待遇巡査長から同巡査部長に昇任する辞令を交付。

 市立東保育所の園児ら約30人が駆け付け、昇任を祝った。

 同日の辞令交付式で「リアルまもる君」に扮(ふん)した同署交通課の具志堅芳樹警部補は「事故でこれまでの日々が走馬灯のように浮かび、正直終わったと半ば諦めていた。全国の皆さんのおかげで『安心してください、直ってます』と現場復帰できた」と「まもる君」として心境を吐露。今後も事故防止のため監視を続け「宮古島署長を狙いたい」と宣言した。

 「まもる君」は2月2日午前11時すぎ、宮古電水土木前の交差点で出合い頭の事故で歩道に乗り上げた車両に衝突され、足を骨折。同署は「まもる君を宮古病院への搬送を予定していたが、受け入れてもらえなかった」ため、市内の看板製作所で「治療」を続け、復職にこぎ着けた。

 また同日、19体ある「まもる君」のうちの1体が伊良部大橋の入り口に「着任」した。