沖縄本島の北部では南部ほどの激しい戦闘はなかった。死者の数も南部に比べると多くない。では激しい戦闘のなかった地域で戦争体験を残す意味は何か。戦争の本質は殺し合いであって、そこを語らずして語る意味はあるのか。 そのような考えから死者が少ない地域では語ることを躊躇(ちゅうちょ)してきたように思う。

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