【森田のりえ通信員】北米沖縄県人会(OAA)推薦のヴィクトリア・大城・西内さん(61)が、2018年度ウイメン・オブ・ザ・イヤー賞に輝いた。日系コミュニティーで顕著な活動をした女性に贈られる賞で、主催は日系市民協会と南加日系婦人会。5月4日、ロサンゼルス郊外モンテペロ市で祝賀会と表彰式が行われた。

受賞を喜ぶヴィクトリア・大城・西内さん(左)と夫の西内光雄さん

 ヴィクトリアさんはハワイ生まれの県系3世。祖父母は南城市出身。生後3カ月で両親とロサンゼルスに移住した。母親が琉球舞踊を習っていたこともあり、子どもの頃からOAAのイベントに参加。高校生の時にOAAの奨学金を授与された。

 アーバイン大学を卒業後、メキシコ大学大学院で2年学んだ。中国語、ポルトガル語、スペイン語、日本語、英語に堪能で、コンピューター・プログラマーとして世界各国を回った。30歳を過ぎた頃から週末にOAAでボランティアを始めた。

 夫の西内光雄さん(67)は福島県出身で、光学技師の駐在員だった頃、取引先でヴィクトリアさんと知り合い1993年に結婚。後に光学関係の会社を設立した。「ヴィクトリアがいなかったら米国には居なかったでしょうね」と、妻の支援に感謝する。謙虚で誠実な人柄で、OAAの活動に夫妻で積極的に参加している。

 ヴィクトリアさんはプロジェクト・ディレクターとして活躍する傍ら、県人会副会長を4年間務めた。現在は理事で、沖縄民間大使。「光雄さんのサポートがあるからこそ、OAAの活動を続けられる」と笑顔を絶やさない。今ではウチナーグチの講習を受け、三線も習い始めたという。