科学と哲学、未知と既知、記憶と忘却…。科学哲学者の野家啓一さんが、そうした二元的に対立する概念の「あいだ」を思考した論考を新著「はざまの哲学」にまとめた。2011年の東日本大震災を機に、抽象的議論に拘泥せず、理論を踏まえつつ社会の現場を考える必要を強く感じた。