【ウトゥ・カカジ通信員】「オキナワ・チェリーブラッサム・フェスティバル(沖縄桜祭り)」と題したイベントが3月18日から3日間、米首都のジョージ・ワシントン大学テキスタイル博物館で行われた。沖縄県と同博物館による同イベントは今年で2回目。日本の桜が有名なワシントンで、「沖縄の桜」は珍しさもあったのか、来館者は総計1200人を超える大盛況となった。

空手のデモンストレーションを見る部屋いっぱいの見学者=ジョージ・ワシントン大学テキスタイル博物館

 小舞台では首里高校染色デザイン科生の紅型作品が幕として使用され、恩納桃枝さん(玉城流師範・ヴァージニア州在)による琉球舞踊「かせかけ」やネスター・フォルタさん(上地流空手道7段教士)と生徒による空手やエイサーなどが披露された。紅型ワークショップは順番待ち客が出るほどの人気ぶり。また魚釣りゲーム、紅型の折り紙体験や昔話絵本コーナーなどが設けられ、家族連れでにぎわった。

 神奈川出身の妻と4歳の息子と訪れたヴィンセンティ・ファーガソンさんは「沖縄のことは知ってはいたが、日本との関係や歴史などはよく知らなかった。このイベントで理解を深めることができて良かった。来年もぜひ来たい」と話した。

 紅型折り紙を楽しんでいた新垣由美子さん(久米島出身)と大城宜成さん(宜野湾市普天間出身)は「ニューヨークの地元紙にあった小さな広告を見つけ、4時間半運転して来た」「渡米生活が長いので、故郷のイベントがあると、とてもうれしい」と笑顔。

 ボランティアスタッフとして参加した香スミスさん(那覇市首里出身)は「日本文化とひとくくりにまとめず、沖縄独自の文化をワシントンで発信していくことはとても意義のあることだと思う。沖縄の素晴らしい文化を周知させる手伝いができた事は幸運だと思う」と話していた。