大弦小弦

[大弦小弦]25日午前1時半すぎ、テレビに向かって家族で一斉に叫んでしまった…

2018年6月26日 07:35

 25日午前1時半すぎ、テレビに向かって家族で一斉に叫んでしまった。サッカーW杯の日本対セネガル戦で1-2の後半、本田圭佑選手(32)が放った同点シュート。16強に王手をかける、ベテランの一発

▼代表メンバーが発表された5月末、「忖度(そんたく)ジャパン」「年功序列」と、本田選手らベテランに対する批判は尋常ではなかった。初戦のコロンビア戦で決勝点をアシストしても、ネット上は罵詈(ばり)雑言の嵐

▼批判に反応してか、自身のツイッターでこう記す。「人の悪いところを粗(あら)探しして優越感にひたろうとしている人。悪口を言い合える仲間を見つけて安心する人。気持ちは分かるし、僕は味方ですからね」。本心か皮肉か、真意は分からない

▼日本は常に「個」の弱さを指摘されてきた。過去のW杯で先行されれば萎縮し、ミスを恐れてシュートを撃たずに敗れる試合を何度も見てきた

▼そんな中で本田選手は特異な存在。一人ビッグマウスを吐き、時にチームの和を乱しても「個」の力を訴えてきた。今回は控えベンチから大声を出し続けるなど、今までになかった姿も見せる

▼批判を鎮めた有言実行ゴールから感じたのは、強い意志を持った個人として毎日を生きること、そして仲間を思いやること。「悪口を言い合える仲間を見つけて安心する」だけでは、本田選手に及ばない。(磯野直)

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