日米両政府が米軍普天間飛行場の返還に合意して12日で20年となるのを前に、返還の実現を求める市民らは10日、同飛行場の大山ゲート前(宜野湾市)で集会を開いた。約200人(主催者発表)が、県内移設を条件としない普天間の閉鎖・返還を求めた。

「取り戻そう普天間」とガンバロー三唱で気勢を上げる集会参加者=10日午後、宜野湾市大山

 市民らは「フェンスを取っ払おう」「とり戻そう普天間」と書かれたプラカードを一斉に掲げ、地元の思いを表現した。集会は「建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議・ぎのわん」が主催した。

 同会議・ぎのわんの伊波洋一共同代表は、1996年の返還合意以降、同飛行場の西側を米軍ヘリが飛ぶようになったとし「政府は危険性除去を言いながら、普天間はますます危険になった」と批判した。桃原功宜野湾市議は「ウチナーンチュは歓喜とチルダイ(脱力)を繰り返してきた。普天間が返ることを信じ、運動を続けていこう」と呼び掛けた。