与那国町南部のカタブル浜で10日、貝採り中に行方不明となっていた同町の稲川宏二さん(49)が11日午前7時半ごろ、海中に沈んでいる状態で発見され、同8時9分に搬送先の診療所で死亡が確認された。稲川さんは与那国町への自衛隊配備計画に反対する「与那国島の明るい未来を願うイソバの会」の共同代表を務めていた。

 石垣海上保安部によると、捜索に当たっていた地元ダイバーが陸から約1・8キロ、水深約10メートルの海底で発見したという。同保安部が死因を調べている。

 稲川さんは10日午後1時半ごろ、友人男性と2人で貝採りに出掛け、友人が海から上がった後、行方が分からなくなった。

 沖縄県は11日午前0時に知事名で与那国沿岸監視隊長に行方不明者捜索の災害派遣を要請。海保、自衛隊、民間ダイバーらが捜索に当たっていた。