ORICON NEWS

【オリコン上半期】米津玄師「Lemon」が113万DLで独走、アルバム部門はベスト版が再評価の傾向

2018年6月28日 06:00

 2018年のオリコン上半期デジタル音楽ランキングが発表された。初のデジタルシングル集計では、米津玄師「Lemon」が100万ダウンロードを突破し首位に輝いたほか、過去作品も多数ランクインしデジタルシングルランキングを席巻。アルバム部門ではフィジカル版でもヒットとなった映画サントラ『グレイテスト・ショーマン』が1位に。シングル・アルバムともに、CDランキングとは異なる結果となった。上半期のデジタル音楽シーンを賑わせた作品を振り返ってみよう。

TOP10に3作同時ランクイン、シングル「Lemon」が113万ダウンロードを記録した米津玄師 Photo by Jiro Konami

【一覧表】米津「Lemon」が独走 上半期デジタルシングル1位~20位

■初の上半期デジタルシングルランキングは、米津玄師が100万DL超え・6作席巻!

 オリコンでは今期からデジタルシングルの集計開始。初めての上半期ランキングの発表となる今回は、AKB48などアイドルが上位を占めるフィジカル(CD)とは異なるランキング結果となった。

 シングル(単曲)の中でも大きなトピックは米津玄師の存在。1月期放送の女優・石原さとみ主演のドラマ『アンナチュラル』(TBS系)の主題歌「Lemon」が驚異の期間内113万ダウンロードを記録。週間デジタルシングル(単曲)ランキング2/26付で初登場1位を獲得して以来、「最高初週売上23.6万DL(2/26付)」、「初の同一アーティストによる3作同時TOP10入り」(4/16付)」、「初のDLミリオン達成(5/14付)」など同ランキングの歴代記録を次々に達成し、現在も記録更新中。

 さらに「LOSER」、「灰色と青(+菅田将暉)」と併せて米津作品が3作同時TOP10入りという躍進を見せたほか、昨年夏の劇場アニメ『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』の主題歌としてDAOKOとコラボした「打上花火」(16.1万DL)などと計6曲がTOP20入り。2014年の「アイネクライネ」(11.1万DL)もランクインするなど過去の楽曲もロングヒットをする形になり、デジタルランキングを席巻した。

 上位にはMr.Children、安室奈美恵、宇多田ヒカルといった安定した人気を誇るベテランアーティスト勢に混じって、米津玄師、back number、WANIMA、欅坂46などのニューエイジアーティストがランクイン。デジタル世代のユーザーの存在が垣間見られるランキング結果となった。

■大ヒット映画「グレイテスト・ショーマン」サントラ版首位&ベストアルバムが多数ランクイン

 デジタルアルバムランキングでは、映画『ラ・ラ・ランド』に続く大ヒットミュージカル映画であり、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』のオリジナル・サウンドロラック(9.3万DL)が上半期首位に。主題歌「ディス・イズ・ミー / This Is Me」はゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞しており、第90回アカデミー賞にもノミネートされた。楽曲を手がけたのが、昨年映画もサントラも大ヒットに導いた『ラ・ラ・ランド』に参加した音楽家チームというのも納得だろう。

 同作は3/12付オリコン週間デジタルアルバムランキングでも、3週連続の1位を獲得したほか、フィジカル(CD)版でも映画サウンドトラック盤のランキングで『アナと雪の女王オリジナル・サウンドトラック』以来3年9ヵ月ぶりに1位を記録。実写映画サントラ盤としては、エミネム主演映画『8マイル~ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ・ザ・モーション・ピクチャー』以来、14年9ヵ月ぶりの快挙を果たすなど、フィジカル・デジタルともに上半期に話題をさらった作品となった。

■デジタルアルバムでは、「サントラ」「洋楽」「ベスト版」が人気の傾向

 昨年上半期デジタルアルバムと対比すると今年も洋楽・サントラ人気の傾向が見て取れる。昨年上半期はTOP20内には、5位『ラ・ラ・ランド 』(4.2万DL)、9位『ワイルド・スピード アイスブレイク』(2.2万DL)などサントラ7作がランクイン。今年は前述の『グレイテスト・ショーマン』のほか、昨年12位のエド・シーラン『÷(ディバイド)』(1.2万DL)は今年も16位に、昨年8位のブルーノ・マーズ『24K Magic』(1.6万DL)も10位にランクインしロングセラーを記録。さらに世界中でラテンブームを巻き起こしているカミラ・カベロ『Camila』(1.3万DL)で13位など合計4作がランクインした。フィジカルではTOP50圏内には『グレイテスト・ショーマン』しかランクインしておらず、デジタルにおける“洋楽志向”が浮き彫りとなった。

 また、ベストアルバムも多数ランクイン。小室哲哉が引退を発表し再注目されたglobeは『15YEARS -BEST HIT SELECTION-』(3.3万DL)が2010年発売ながら4位にランクイン。また、5位のback number『アンコール』(2.5万DL)は2016年、17位の浜崎あゆみ『A COMPLETE ~ALL SINGLES~』(1.1万DL)は2008年作品であり、過去の作品が再評価されている傾向に。

 昨年、デジタルアルバム年間1位・2位を独占したMr.Children 『Mr.Children 1992-2002 Thanksgiving 25』(2.1万DL)、『Mr.Children 2003-2015 Thanksgiving 25』(1.9万DL)は6、7位に今年もランクイン。サカナクションの10周年の活動を総括するバンド初のベストアルバム『魚図鑑』(1.7万DL)は9位、EGOIST初のベスト『GREATEST HITS 2011-2017 “ALTER EGO”』(1.7万DL)は8位とそれぞれ初ベストも躍進した。

 名曲をデジタルデバイスに保存したいというユーザー心理が働いた模様。人気アーティストのヒット曲を振り返る際は、デジタルで聴く傾向があるようだ。

オリコンスタイルは、オリコンNewS(株)から提供を受けています。著作権は同社に帰属しており、記事、写真などの無断転用を禁じます。

namie amuro Final Space 沖縄8/2(木)~9/16(日)

 

沖縄県出身歌手、安室奈美恵さんの四半世紀の軌跡をたどる展示会「namie amuro Final Space」が8月2日から引退する9月16日まで、沖縄市のプラザハウスショッピングセンター3階で開催されます。沖縄タイムス社などの主催で、タイムス社の創刊70周年記念事業の一環。

展示会は東京、大阪、福岡、沖縄の4都市同時開催で、各会場とも異なるテーマ設定や展示で、安室さんの歌手生活のファイナルを彩ります。

>> 安室奈美恵展:日程、チケットなど詳細
 

あわせて読みたい

関連リンク

ORICON NEWSのバックナンバー

沖縄関連、今話題です(外部サイト)

JavaScriptをOnにしてください

アクセスランキング

ニュース 解説・コラム