【東京】那覇空港国内線ターミナル到着ロビー前に送迎車が混雑している問題で、那覇空港ビルディングや国交省などが、2022年度までに8階建て立体駐車場の新設を計画していることが27日、分かった。1階に約80台分のバスプールを備え、2階以上は一般車両約2400台が収容可能となり、全体では一般車が現在より約1・7倍の約4250台、バスは約1・2倍の約120台が駐車できるようになる。

航空各社の機体で混み合う那覇空港(2017年撮影)

那覇空港内道路の混雑解消計画

航空各社の機体で混み合う那覇空港(2017年撮影) 那覇空港内道路の混雑解消計画

 国や県、県警、那覇空港ビルディングなどで構成する那覇空港構内道路関係連絡調整会議で28日に合意する。

 新設の南側立体駐車場は本年度内に、現在ある南側バスプールでの建設工事に着手し、20年度の完成を目指す。その後4階建ての「P2」駐車場を8階まで増築し22年度に完成する予定。バスプールは現在の35台から約80台へ、一般車両は625台から約2400台へ拡充される。

 新南側駐車場の供用開始に合わせ、現在の中央バスプールは20台規模のレンタカー利用者送迎用乗降場へ切り替える。代替地が確保できれば、北側の従業員用駐車場にも1階にタクシープールを備えた立体駐車場を整備する方針。また、国内線・国際線ビルをつなぐ連結ターミナル施設が完成後、国内線ビル前までしかない高架道路を延伸する。

 また、8月からは、到着ロビー前停車帯の延伸・乗降場の再編成も行う。19年末までにタクシー乗降場は現在の25台から50台、レンタカー利用者送迎車は9台から20台が待機できるようにする。一般車両用停車帯は廃止されるが、既存の立体駐車場を30分間無料で利用できるようにするという。

 ターミナルビル前の道路では、レンタカー利用者向け送迎車や観光予約タクシー、一般車が混在するなどで渋滞が発生。観光客が長時間待たされるなど不便が生じていた。空港の利用者増大が見込まれることから、駐車場の拡張と停車帯の再編で、混雑の解消を図る。