日米両政府が米軍普天間飛行場の全面返還に合意してから20年を迎えた12日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、新基地建設に反対する約70人が「辺野古に基地は造らせない」「普天間飛行場を即時撤去せよ」などと訴えた。

「新基地建設反対」「普天間飛行場の即時返還」を訴える市民ら=12日、米軍キャンプ・シュワブ前

 雨の中、マイクを握った沖縄平和運動センターの山城博治議長は「20年はすさまじい年月。戦後70年のうち20年は辺野古、普天間をめぐり運動してきた。めげずに、負けずに運動を続けよう」と呼び掛けた。

 県統一連の中村司代表幹事は「全面返還に合意したのに、政府は『返還』という言葉は使わず、『移設』と言う。辺野古に新基地は絶対に造らせない。『危険性の除去』というなら、政府は普天間飛行場を直ちに閉鎖、撤去するのが当たり前だ」と声を荒らげた。