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  • ハブがいないはずの粟国村で雄のハブ1匹が初めて発見された
  • 生後1~2年。住民が車でひいた。昨年は雌3匹が見つかっている
  • 発見場所を中心に60台の捕獲器を仕掛けたが、繁殖を懸念する声も

 沖縄県は28日、粟国村で新たに雄のハブ1匹が見つかったと明らかにした。ハブが生息していないとされてきた粟国島で昨年9~11月にかけて計3匹の雌が発見されたが、雄が見つかったのは初めて。村民からは繁殖を懸念する声も上がっている。

粟国村で見つかった4匹目のハブ(県衛生環境研究所提供)

 県によると18日午後8時ごろ、村民からヘビを車でひいたとの通報が村役場にあった。見慣れないヘビのため、回収して翌日県衛生環境研究所に送ったところ、雄のハブと判明。全長72センチ、体重53・3グラムで、生後1年以上2年未満の成熟前の個体と推定された。ハブはすでに死んだという。

 県は4月末、ハブが見つかった場所を中心に、島全域に60台の捕獲器を仕掛けた。村の担当者は、相次いで見つかったのは衝撃が大きいとした上で「ヘビかハブかを見分けるのは難しいので、畑へ入るときなど注意するよう村民に呼び掛けている」と話した。