小野寺五典防衛相は29日、防衛省でマティス米国防長官と会談し、元米軍属によるうるま市の女性暴行殺害事件に関し、日米両政府で遺族に補償金を支払うことに合意した。

米軍属暴行殺人:女性が遺棄された雑木林に設けられた献花台(2017年)

 米政府が一定額を支払い、日本政府が不足分を見舞金という形で負担するという。

 小野寺氏は「ご遺族のみなさまの理解をいただくようにしていきたい」と述べた。

 米側は当初、事件当時シンザト・ケネス・フランクリン被告=一審で無期懲役判決、控訴中=が米軍に直接雇用されていない間接雇用だったため、日米地位協定に基づく補償金の請求対象となる「被用者」には当たらないと主張し、支払いに難色を示していた。