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  • 台風の沖縄接近が遅れたのは高気圧が壁になり進まなかったため
  • 当初は昼までに暴風域に入る予想だったが少しずつ延び夜遅くに
  • 今後、高気圧は徐々に弱まり、台風は速度を上げ北上する見込み

 沖縄本島地方に接近する予想時間が、日を追うごとに後ろ倒しになっていった台風7号。沖縄気象台によると、6月29日に台風が発生した段階では、1日朝から昼前にかけて沖縄本島地方が暴風域に入る見込みだったが、少しずつ延び、1日になると同日夜遅くとなった。

台風7号と太平洋高気圧(7月1日9時)

 台風の進路に当たった久米島町では、接近の遅れを受け、1日午前8時に予定していた避難所開設を同午後1時に変更。接近まで職員が時間を持て余さないよう、避難所での仕事を割り振るなどの対応をしたという。担当職員は「今回は長期戦になりそう」と話していた。

 気象台によると、今回の台風の接近時間遅延は、太平洋高気圧が九州の南に張り出したままとどまったことが理由。高気圧に押されるような形で台風の北上が遅れ、1日午前の数時間は北上せず、西へ進んだ。

 このため沖縄本島は当初、1日中に暴風域から抜ける見込みだったが、台風接近の遅れにより、本島中南部・久米島では2日朝まで、本島北部では2日昼前まで警戒が必要となる。

 暴風警報発令中は休校となる公立幼小中学校・高校、特別支援学校は2日、影響が出そうだ。高気圧は徐々に弱まり、台風は今後、沖縄を離れた後、偏西風に乗り速度が速まるという。