強い台風7号は2日午前10時現在、久米島の北約120キロにあり、時速20キロで北へ進んでいるとみられる。沖縄本島地方の暴風警報は午前10時31分に解除された。本島中南部には引き続き土砂災警戒情報を発表中で、沖縄気象台は土砂災害に厳重に警戒するよう呼び掛けている。台風は今後、久米島の北の海上を暴風域を伴ったまま北上し、3日には九州北部地方に接近する見込み。

台風7号(2日午前10時50分、ひまわり8号リアルタイムwebから)

台風7号(2日10時現在、気象庁HPから)

台風7号(2日午前10時50分、ひまわり8号リアルタイムwebから) 台風7号(2日10時現在、気象庁HPから)

 中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径90キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。また、中心の南東側500キロ、北西側280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 うるま市消防本部によると2日午前7時ごろ、沖縄県うるま市栄野比の福祉施設で、女性スタッフ(70)が台風7号の突風で扉に左手の親指を挟み、先端を切断した。現在は中部の病院で治療中という。

 沖縄県内ではほかにも風にあおられるなどし2人が軽症。消防によると、1日午後8時10分ごろ、那覇市で80代男性が風にあおられ転倒し、胸の打撲を負った。西原町では同日午後9時ごろ、台風対策をしていた60代男性が踏み台から足を踏み外して右足に切り傷を負った。