沖縄県生活衛生課は13日、金武町の鮮魚店から買ったバラハタ(ナガジューミーバイ)を調理して食べた50代の男女2人が食中毒になったと発表した。料理からシガテラ(シガトキシン)が検出され、県は同店を13日から5日間の営業停止処分とした。

東京都が販売自粛を求めているバラハタ(都提供)

 県によると、2人は3月31日に手足のしびれや発疹、かゆみなどを発症。快方に向かっているという。

 シガテラは有毒海藻が生産する毒で、食物連鎖で魚などに蓄積される。外見では毒の有無が分からず、加熱しても壊れない。県内では2006年以降、家庭内を中心に計45件のシガテラによる食中毒が発生。行政処分は04年以来、約12年ぶり。

 バラハタは県内では比較的よくとれる魚で、店頭に並ぶこともあるという。イッテンフエダイやバラフエダイなども有毒化する可能性がある。

■東京の料理店 バラハタ提供

 東京都は13日、中央区の中華料理店が誤って、食中毒を引き起こす恐れのある魚、バラハタを客6人に提供したと発表した。食べると関節痛や頭痛などの症状が出ることがあるが、全員、体調に異変はないという。