【中部】沖縄市とうるま市にまたがる中城湾港新港地区の西ふ頭に13日、香港船籍のクルーズ船「スーパースター・リブラ」(4万2285トン、全長216メートル)が初寄港した。同港に外国客船が寄港するのは2006年以来、10年ぶり。国内クルーズ船を含めると11年以来、5年ぶりとなる。

クルーズ船「スーパースター・リブラ」の乗客を歓迎する関係者ら=13日、中城湾港西ふ頭

 スーパースター・リブラは中国・アモイから宮古島経由で同日午前10時に入港。中国などからの乗客244人と乗組員約780人が上陸し、国際通り(那覇市)やイオンモール沖縄ライカム(北中城村)などへ観光や買い物に向かった。地元の沖縄市やうるま市、北中城村は、特産品販売や観光案内のブースを設け歓迎。歓迎セレモニーでは、桑江朝千夫沖縄市長が「中部の魅力を感じ、今後何回でも足を運んでほしい」とあいさつした。

 船は同日午後9時まで停泊し、アモイへ出港した。中城湾港新港地区には14日以降、9月までにクルーズ船が17回寄港する予定。

 沖縄市、うるま市、北中城村でつくる「中城湾港クルーズ促進連絡協議会」は今後、乗客を受け入れる施設整備の要請や中部観光メニューの開発などに取り組む。同港東ふ頭でのクルーズ船受け入れも視野に入れ、環境を整える方針。

 島袋俊夫うるま市長は「将来的には、中部全体で協力しながら地域活性化につながるような観光ルートを確立させたい」と話した。

 14日には、日本船籍のクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」(2万6594トン)が寄港する。