沖縄県警名護署(山田聡署長)は6月29日、大宜味村内で行方不明になった60代男性を迅速に発見したとして、警察犬「アポロ号」(9歳、雄)に感謝状と副賞の国産ドッグフード(6・5キロ)を贈った。

表彰されたアポロ号とパートナーの糸数昌豪巡査長。訓練の様子も公開した=29日、名護署

 同署によると、5月24日午後3時35分ごろ、男性の家族から署に行方不明届が出され、署員と共にアポロ号も捜索に当たった。アポロ号は男性の靴を手掛かりに自慢の嗅覚で捜索を開始。午後8時すぎ、大宜味村の雑木林で衰弱して倒れていた男性を発見した。男性の命に別条はなかった。

 今年4月からアポロ号とパートナーを組む県警本部鑑識課の糸数昌豪(まさかつ)巡査長(38)は「においを嗅いで、すぐ茂みの中に入っていき、男性を見つけるのに5分もかからなかった。まだ短い付き合いだけど、これからも一緒に頑張っていきたい」と話した。

 ドッグフードのにおいを喜んで嗅いでいたアポロ号。同署の玄関前では、隠れている警察官を靴のにおいを嗅いで捜す訓練も公開された。