台風7号は2日、沖縄本島地方を暴風域に巻き込みながら鹿児島・奄美大島の西の東シナ海を北寄りに進んだ。沖縄県内では突風で扉に挟まれて指を切断するなど3人が重軽傷を負い、台風7号によるけが人は計5人になった。本島地方に発令されていた暴風警報は午前10時31分に解除された。

強風で根こそぎ、歩道側に倒れた樹木=2日午前10時42分、恩納村仲泊(金城健太撮影)

 消防などによると、2日午前7時ごろ、うるま市の福祉施設で女性スタッフ(70)が突風で扉に左手親指を挟まれ、先端部分を切断した。北谷町では1日夜、消防隊員がコンクリート片の落下で左足小指を負傷。与那原町では、男性(45)が1日に脚立から落ちて左膝をひねった。

 南城市糸数では2日午前3時16分、最大瞬間風速43・7メートルを観測した。那覇市樋川で同日午後5時50分までの24時間雨量が170・5ミリを記録した。

 恩納村仲泊や八重瀬町ので倒木、南城市佐敷仲伊保の住宅で窓ガラスが割れる被害もあった。

 沖縄電力によると、2日午前5時に最大で19市町村で計4940戸が停電。同日中に解消した。

 2日の空の便は、全日空(ANA)の那覇発着5便、琉球エアーコミューター(RAC)の那覇と離島を結ぶ便など16便が欠航した。

 沖縄旅客船協会によると2日、本島と離島を結ぶ便など100便が運休。3日は那覇と鹿児島を結ぶマリックスライン1便の欠航が決まっており、そのほかの運航は午前7時ごろ判断する。