沖縄県久米島町北原で3日、台風7号などの影響で50年に1度の猛烈な雨が降った。同日午前11時までの3時間で184ミリの雨が降り、同地点の観測史上最多を記録した。久米島町比屋定では同日午前10時半ごろ、県道が土砂崩れで通行止めになった。復旧のめどは立っていない。

久米島町比屋定で県道242号を寸断した土砂崩れ現場。通勤・通学の車やバスが通る生活道路だが復旧のめどは立っていない=3日午前、同所(同町役場提供)

久米島町比屋定で県道242号を寸断した土砂崩れ現場。通勤・通学の車やバスが通る生活道路だが復旧のめどは立っていない=3日午前、同所(同町役場提供)

久米島町比屋定で県道242号を寸断した土砂崩れ現場。通勤・通学の車やバスが通る生活道路だが復旧のめどは立っていない=3日午前、同所(同町役場提供) 久米島町比屋定で県道242号を寸断した土砂崩れ現場。通勤・通学の車やバスが通る生活道路だが復旧のめどは立っていない=3日午前、同所(同町役場提供)

床上浸水被害も

 久米島町消防本部によると午後9時現在、店舗の床上浸水や、冠水による通行止めなどがあったが、けが人はない。

 久米島町北原では、同日午前10時25分までの1時間に90ミリの猛烈な雨が降り、同地点の7月の観測史上最多を記録した。久米島町久米島では、同日午後5時10分までの1時間雨量は68・5ミリだった。

 沖縄気象台は「ちょうど久米島の辺りで雨雲が長くとどまったため、雨量が多くなった」と説明した。

 この日、久米島では南西の風が吹き、太平洋にある高気圧周辺の湿った空気が同島上空に流れ込んだ。九州地方にある台風7号の影響で北西からも湿った空気が流れ込み、久米島上空でぶつかり雨雲となった。雨雲の動きが遅く、同じ地点に長くとどまったため記録的大雨になった。

 同台は午後4時33分、久米島に大雨警報(土砂災害・浸水害)を発令。4日にかけて久米島含む沖縄本島地方に、土砂災害への注意を呼び掛けている。