11月18日投開票の沖縄県知事選に、自民党県連の候補者選考委員会が佐喜真淳宜野湾市長の擁立を決めたとの一報を受け、佐喜真氏は5日午後7時ごろ、宜野湾市内で記者団の取材に応じ「県政奪還がひいては市町村発展につながるとの共通認識のもと、一政治家として選考委の下した決定を重く受け止める」と述べた。出馬の判断時期については「長々とボールを持ったままではいけない。可能な限り早めるというか、少しでも周りの方々が納得する日程で進めていければと思う」との認識を示した。

自民党県連の知事選候補者選考委員会の擁立決定を受け、報道陣の質問に答える佐喜真淳宜野湾市長=5日、宜野湾市内

 出馬を前向きに検討するのかとの問いには「私も現職の市長という立場で当然、仮に知事選に出れば宜野湾市長選も出てくる。もろもろの環境が一番心配されるので、後援会、家族、周囲とも相談し、選考委の話も聞きながら熟慮したい」と述べるにとどめた。

 一方で、県知事選に立候補する考えを正式に表明しているシンバホールディングス会長で、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)元会長の安里繁信氏(48)については「(安里氏と)県政を奪還しなければならないとの認識は一致している」と言及。「選考委を通してさまざまな環境整備をするのかなと思う。私として何かするということではない」と語った。