下水処理で発生する汚泥から電気をつくるバイオガス発電が1日から県の具志川浄化センター(うるま市州崎)で始まり、15日、発電開始式があった。

浦崎副知事(右から3人目)らがスイッチを押し、発電機が動くと拍手が起きた=15日、うるま市州崎・具志川浄化センター

 バイオガス発電は、天候に左右される太陽光発電に比べ発電量の調整がしやすく、24時間発電できる。県は、同センターで年約540世帯分の発電ができると推定。二酸化炭素の削減量を年約1470トンと試算する。

 県はバイオガスを民間業者へ売却し、業者が発電して電力会社へ販売。それぞれが利益を得る仕組み。国の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を利用する。

 宜野湾浄化センターでも10月からバイオガス発電を始める予定で、県は収益を下水道施設の維持管理費に充てる方針。

 式には、浦崎唯昭副知事や島袋俊夫うるま市長らが出席した。副知事は翁長雄志知事のあいさつを代読し、「官民連携の好事例で、沖縄のエネルギー自給率の向上に寄与する事業」と述べた。