那覇市牧志にある日本そば専門店「蕎麦(そば) 寶(たから)」。北海道産のそば粉8割、つなぎの小麦粉2割で毎朝打つ「二八そば」を提供し、シコシコと強いコシと喉ごし、香りがいいそばが味わえる。

そばとミニ天丼がセットになった一番人気のAランチ

「そばは栄養があり、体にもいい」とアピールする上篠博司さん=那覇市牧志・「蕎麦 寶」

蕎麦 寶の場所

そばとミニ天丼がセットになった一番人気のAランチ 「そばは栄養があり、体にもいい」とアピールする上篠博司さん=那覇市牧志・「蕎麦 寶」 蕎麦 寶の場所

 店主の上篠博司さん(65)が埼玉県で8年間営業していた同店を、2014年10月に現在の店に移転した。蕎麦好きだった上篠さんは40代前半から趣味でそば打ちを始め、約10年後に会社を辞め、開業した。店名「寶」は上篠さんの父親の名前から付けた。

 毎朝5時ごろに店に上がり、天候を見ながら客入りを予想し、平日は50食ほど、土日は70~80食分のそばを打つ。早いときには昼すぎに完売することもある。

 二八そばは「コシとのどごしが一番いい割合」と力説。つゆはかつお枯節で取っただしに、しょうゆ、みりん、さとうを合わせた「かえし」を合わせたもので、創業時から変えていない。健康を意識し、食材は全て国産だ。

 一番人気は、せいろそばとミニ天丼がセットになったAランチ(800円、大盛り千円)。ミニ天丼にはエビやカボチャ、サツマイモと旬の県産野菜などを揚げたサクサクの天ぷらが7種入る。

 そばは「かけ」や「ぶっかけ(冷)」、カレー味の「野菜つけめん」も。日本酒やビールもそろえ、午後6時からの夜メニューでは「鴨せいろ」やおつまみも出す。

 手頃な価格設定を心掛けるほか、そば打ち教室や落語イベントなどを店で開き、そばの魅力発信にも力を入れる。「気軽に食べに来てもらえるような価格や雰囲気を続けていきたい」と語った。(社会部・浦崎直己)

 【お店データ】那覇市牧志2の2の20の201。営業時間は午前11時半~午後8時。月曜定休。テーブルとカウンターで約15席。電話098(869)5388。