「若い頃の自省を含めて」-。沖縄県内の子どもの貧困に役立ててほしいと、60代とみられる男性が15日午後3時ごろ、那覇市の沖縄タイムス社を訪れ、「こども未来プロジェクト」の支援金として現金100万円を寄付した。

 男性は受付用紙に氏名を記入するのを遠慮し紙面で名前を出さない「匿名」の形もできる旨を説明されても、辞した。領収書も「上様宛てで…」。言葉少なに「若い頃、いいことをしてこなかったから。この100万円は罪滅ぼしです。子どものために使うんですよね」と念押しし、滞在わずか5分で去ったという。

 沖縄タイムス社は同日までに、一般支援金として男性のほか大典寺から50万円、川崎久子さんから10万円、匿名で1万円を受け付けた。同プロジェクトではこうした不定期の支援金のほか、継続して支援する企業や個人のサポーターも募っている。

 同日までに張本機械工業とイバノの2法人、宮城敏夫さん、久場みや子さん、上原つばささん、大城勇さんら29人が新たに加わり、2月10日の受け付け開始後、サポーターは63法人、390人となった。