猛烈な台風8号(マリア)は7日午前6時45分現在、マリアナ諸島にあり、ゆっくり北西に進んでいる。9日には中心気圧905ヘクトパスカルに発達する見通し。9~10日ごろは大東島地方に、10~11日ごろは沖縄本島地方や先島諸島に接近するおそれがある。沖縄気象台によると、沖縄地方は暴風、高波、大雨、高潮による重大な災害のおそれがあり、早めの台風対策を呼び掛けている。

台風8号の進路予想図(気象庁HPより)

 7日午前6時45分現在の中心気圧は920ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートル。また、中心から半径65キロメートルでは風速25メートル以上の暴風域になっている。

 9日午前3時には日本の南に移動し、約25キロの速さで西北西へ。中心気圧は905ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は60メートル、最大瞬間風速は85メートルと予想されている。

 2016年10月3日には、中心気圧905ヘクトパスカルの台風18号が久米島地方を直撃。けが人が出たほか、電柱が倒壊したり、屋内運動場の屋根が一部吹き飛んだりした。

 気象台は「沖縄本島地方や先島諸島ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいる所がある」と指摘。大雨や暴風、猛烈なしけのほか、土砂災害に注意を呼び掛けた。また、沖縄本島地方で高潮警報を発令する可能性もあるとした。

 数十年に一度の強さの災害が見込まれる場合に発表される特別警報についても「発令する可能性がある」と説明。「避難場所の確認や窓ガラスの飛散防止など家の中も備えを。不要不急の外出も控えて」と呼び掛けた。