非常に強い台風8号(マリア)は8日午前6時現在、暴風域を伴いながらフィリピンの東を時速約15キロで北西に進んでいる。中心の気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径130キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。中心の北東側390キロ以内と南西側280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

NICTひまわり8号リアルタイムwebがとらえた台風8号。大きな目がはっきりと分かる(8日午前8時20分)

台風8号の進路予想図(気象庁HPから)

NICTひまわり8号リアルタイムwebがとらえた台風8号。大きな目がはっきりと分かる(8日午前8時20分) 台風8号の進路予想図(気象庁HPから)

 台風の中心は8日午後9時には日本の南に達し、猛烈な台風になる見込み。中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルが予想される。

 台風は予報円が広く、大東島地方に9日ごろ、沖縄本島や先島諸島には10日から11日ごろ接近し、大雨や暴風となる恐れがある。

 沖縄気象台は暴風、高波、大雨、高潮による重大な災害の恐れがあるとして「特別警報」を発表する可能性があり、早めの台風対策と警戒を呼び掛けている。

 同気象台によると、沖縄地方は海水温が高く、発達した勢力が維持される恐れがある。台風の目がはっきりしているのが特徴で、発達した積乱雲が同心円状にまとまり、中心付近は猛烈な雨が降る可能性がある。