【松田良孝台湾通信員】新垣通商(新垣旬子代表)は6月29日から今月8日まで、台北駅に近い台北地下街にあるアンテナショップ「日本情報発信館」で県内企業9社が参加する沖縄物産フェアを開いている。初日は商談会も開催。会場には那覇大綱挽(ひき)のモニュメントを設置し、沖縄の文化もPRした。

アンテナショップ「日本情報発信館」で開かれた沖縄物産フェア=6月29日、台北市内(同ショップ提供)

 同ショップは昨年6月、県内など日本産品の台湾向け輸出を支援することを目的にオープンした。今回のイベントでは、黒糖やようかん、車エビを使ったせんべい、シークヮーサーのゼリー、コーヒーなど県内企業の商品が並び、会場を訪れた台湾の人たちが試食したり、購入したりしていた。

 ショウガ入りの商品も陳列。李素珍店長によると、ショウガを使った食品は、ダイエットなどの目的で女性客から人気があるという。黒糖は台湾にもあるが、台湾では沖縄の特産品としても知られ、李店長は「塩入りやミント、抹茶など、沖縄の黒糖にはいろいろな味があるので台湾の人たちに受け入れられている」と述べた。男性のスタッフは「福島の原発問題で、台湾では日本産品に対する心配もあるが、日本へ旅行に行く人が増えることによって、心配は徐々に弱まってきている。特に沖縄は、台湾に近いので影響は少ない」と話していた。