熊本県を中心に相次いでいる地震で孤立状態となった同県南阿蘇村に阿蘇キャンパスのある東海大学には、熊本キャンパスと合わせて沖縄県出身者22人が通う。同大によると17日午後4時半現在、20人の安否を確認、両キャンパスで残り1人ずつを確認中という。

 阿蘇キャンパスに今年3月まで通っていた石垣市出身の安里雄介さん(22)=八代市=は、16日未明の本震後、夜が明け、ニュースの映像に衝撃を受けた。「住んでいたアパート周辺の建物が全部倒壊していた」

 沖縄出身の3年生の後輩からは16日に「無事です」と連絡があったが、17日には電池切れで連絡が取れなくなった。建物の下敷きになった仲のいい後輩は、けがをしたものの命に別条なく救出されたという。

 「沖縄の後輩は、たぶん無事だと思う」と信じているが「亡くなった学生の中には入学直後の1年生もいた。これからが楽しい学生生活だったのに」と声を落とした。

 熊本学園大学(熊本市)は県出身学生21人全員の無事を確認した。熊本県立大学(同)や尚絅(けい)大学(同)も安否確認を進めている。