台風8号の最接近を前に、沖縄県は9日、県災害対策本部会議を県庁で開き、台風の特徴や今後の見通し、防災上の注意・警戒事項などを報告した。県は、気象台の気象情報や各自治体の避難情報等に十分注意し、早めの避難や、台風接近時は不要不急な外出を控え、危険な場所には近づかないでほしい―などと注意を呼び掛けた。

台風8号について話し合う県幹部ら=9日、県庁

 沖縄気象台によると、台風は10日から11日にかけて、非常に強い勢力で先島諸島にかなり接近するおそれがある。先島諸島は、早いところで10日昼前から暴風となるおそれがあり、猛烈な風や高波に厳重な警戒が必要。

 先島諸島は先日の大雨で地盤が緩んでいる所がある。10日は宮古島地方で1時間に100ミリ、八重山地方で80ミリと警報級の大雨が降る見込みで、土砂災害や低い土地での浸水などにも厳重な警戒を求めている。

 翁長雄志知事は「これから先島を中心に大変強い台風が来る。緊張感を持って情報収集し、それぞれの部署での対応をお願いしたい」と述べた。