県内の小中学生が環境について学ぶ「沖縄こども環境調査隊2018」(主催・沖縄タイムス社、共催・沖縄美ら島財団)の親子学習会が8日、本部町の沖縄美ら島財団総合研究センターであった。調査隊員7人と家族の計25人が参加し沖縄の自然について学んだ。

阿部篤志室長(右)の説明に真剣に聞き入る沖縄こども環境調査隊の隊員たち=8日、本部町

 同財団植物研究室の阿部篤志室長が「奇跡の島! 沖縄・やんばるの森」と題し講演。オキナワセッコクやヤブミョウガランなどの固有種を紹介し、暖かく湿った気候や琉球列島が形成された経緯などが、他種多様な植物が生育する環境をつくっていると説明した。阿部さんは、これから自然環境について調査する隊員に「五感を研ぎ澄ませて記録することが大事」とアドバイスした。

 参加者は海洋博公園熱帯ドリームセンターの植物展も訪れ、座学で学んだ知識を生かして植物の特徴を観察した。

 隊員の高良克明君(12)=小禄小6年=は「やんばるといえばヤンバルクイナなどの動物に注目しがちだったけど、植物も絶滅危惧種がたくさんあると知った。植物にも目を向けて調査したい」と抱負を語った。