沖縄県在住の熊本県出身者でつくる「沖縄熊本県人会」(会員数約100人)は地震発生から、郷里に住む家族や知人らの安否確認に追われている。メールなどで情報収集し、18日正午現在、大きな被害情報などは入っていない。渡辺紘志会長(71)=宜野湾市=は「電気や水などのライフラインも止まっている中、県人会として何ができるか考えている。熊本にいる人と情報を取りながら必要な支援をしたい」と説明した。

地震の影響で崩れた熊本城天守閣の屋根瓦=15日午後、熊本市中央区(共同通信社ヘリから)

 渡辺さんは、熊本市中央区出身。沖縄に移り住んで40年以上になる。地震の状況を伝えるニュースを見て、子ども時代の遊び場だった熊本城が崩れている様子と被害の大きさにショックを受けた。さらに、熊本市北区に住む妹の自宅は崩壊し、現在は近くの避難所にいるという連絡が入った。

 渡辺さんは「県人会に加入していない熊本出身者も多く、地震の情報を知りたいとの問い合わせもある」と説明。「郷里のことを思うと居ても立ってもいられない。今週中に役員会があるので、義援金など私たちができる支援を決めたい」と話した。