熊本県内の大学に通う沖縄県出身学生と沖縄県内5大学の学生らが18日、琉球大などで募金活動をした。熊本から参加した学生は、ライフラインが止まっていることや支援物資が十分行き届いていない被災地の窮状を訴えながら、協力を呼び掛けた。学生たちは19日にも那覇市のパレットくもじ前や琉球大、沖縄国際大、名桜大、沖縄大、沖縄女子短大などで募金を集める予定。

被災者への募金を呼び掛ける熊本大や琉球大学の学生ら=18日、西原町・琉球大学

 一時避難のため帰郷した熊本大、崇城大、熊本保健科学大、九州看護福祉大学の学生らが、沖縄県内各地で協力を求めた。熊本大の学生たちは、無料通信アプリLINE(ライン)で情報共有し、琉球大学に集合。地震発生直後は安否確認が続いたが、次第に「できることをしよう」との声が上がったという。

 野原由梨奈さん(19)=熊本大1年=は、拡声器を使って被災地の状況を説明した。「私は沖縄に帰って安心しているけれど、熊本には電気も水も止まり、苦しんでいる人がたくさんいる。募金よろしくお願いします」。喜友名仁美さん(19)=同大2年=は、高校時代の同級生らに再会、励ましと協力を受けた。「現地や九州各地で学生がボランティアで頑張っている。私ももっとできることをしたい」と前を向いた。

 SNSで大学での活動を呼び掛けた琉大3年の嘉陽宗一郎さん(21)は、賛同が広がり、総勢50人以上が集まったことに驚いていた。「同世代の人が亡くなったりもしているので、胸が痛くてやれることをやろうと考えた。19日も昼休みに募金を呼び掛ける」と意気込む。

 熊本大1年の玉城晴生さん(19)は「もっと活動を広げよう」と有志に提案。19日午後4時から、パレットくもじ前に立つ予定だ。