「避難しているからこそできる支援がある」-。熊本県内の大学に通い、現在は沖縄に一時避難している沖縄出身の学生らが19日、募金活動に取り組む任意団体「熊本沖縄県人学生有志『ゆいまーる』」を立ち上げた。熊本県内の7大学に通う学生ら約70人が、支援のための寄付呼び掛けなどを行っていく。

被災地支援に向けて何ができるかを話し合った学生たち=19日、那覇市内のカフェ

道行く人から募金を受け取る熊本大の学生ら=19日、那覇市・県民広場前

被災地支援に向けて何ができるかを話し合った学生たち=19日、那覇市内のカフェ 道行く人から募金を受け取る熊本大の学生ら=19日、那覇市・県民広場前

 熊本、熊本県立、崇城、熊本保健科学、九州看護福祉、平成音楽、東海の大学生有志が参加。各代表ら11人が19日、那覇市内で話し合い、義援金を熊本県へ寄付し、フェイスブックなどで活動予定や寄付額などを公開することを決めた。

 代表を務める熊本県立大4年の喜久村睦貴さん(25)は「熊本から離れたけど、支援活動でつながっていく」。熊本保健科学大3年の棚原琴乃さん(22)は「熊本は第2の故郷。少しでも役に立ちたい」と話した。

 メンバーは街頭募金の場所を提供する商業施設を募集中。問い合わせはメールで、ok.yuimaaru@gmail.com。

◇    ◇

 熊本大の学生らは19日、那覇市の県民広場前や国際通りで手作りのプラカードを掲げ、募金を呼び掛けた。

 孫が熊本大に通うという浦添市の大湾美智子さん(82)は、新聞を見て広場前を訪れ、募金箱にお金を入れた。「若い人が被災地への思いを持っていて感心した」と話した。

 九州看護福祉大の学生もパレット久茂地前で英語と中国語のプラカードを抱え、外国人観光客にも募金を呼び掛けた。同大2年の喜屋武春菜さん(20)は「少しでも早く復旧し友達と会えるよう、できることをしたい」と話した。