「だるまちゃん」シリーズや科学絵本などで知られ、5月に92歳で亡くなった絵本作家の加古里子さんを「偲ぶ会」が16日、川崎市中原区の川崎市市民ミュージアムで開かれ、関係者ら約250人が別れを惜しんだ。

 絵本作家・加古里子さんの「偲ぶ会」で献花する出席者たち=16日午後、川崎市中原区の川崎市市民ミュージアム

 人気作「からすのパンやさん」シリーズを刊行している偕成社の今村正樹社長は「戦後日本の児童書の一時代が終わった」とする一方、「思いを受け継ぎ、これからも一冊一冊の本を出していきたい」と誓った。

 大きな影響を受けたという絵本作家のヨシタケシンスケさんは「加古さんが絵本を通じてやろうとしていたことを、私は違う形で表現していきたい」と話した。(共同通信)