【与那原】楽しみながら災害に備えようと「ぼうさいカフェinよなばる」が17日、町観光交流施設で開かれ、参加者は災害の仕組みを分かりやすく伝える科学ショーや、新聞紙で作った「スリッパ」で安全に歩く方法などを学んだ。全労済県本部と町の主催。

新聞紙のスリッパで足を守ることができると学んだ「ぼうさいカフェinよなばる」=17日、与那原町観光交流施設

 催しでは、防災科学技術研究所(茨城県)の職員が扮(ふん)する「ナダレンジャー」が登場。スポンジで作った建物三つを並べた実験では、ゆっくり揺らすと高い建物、速いと低い建物が揺れ、その間の速さでは中間の建物が動くと説明。地震の種類で、建物の安全性が異なることを学んだ。

 家庭内で地震に遭い、ガラス片が散らばる場所を歩くことを想定。新聞紙で作ったスリッパで卵の殻の上を歩く実験もあった。

 豊見城市から参加した慶留間美奈子さん(44)は「熊本地震もあり、防災に関心があった。新聞紙のスリッパは意外と足になじんで歩きやすかった」、上田小5年の星成君は「はだしより、新聞のスリッパの方が痛くない」と話した。

 講演会では、沖縄では2015年、体に感じる地震が77回発生し、震度3以上は12回起きるなど「地震の少ない県ではない」との指摘があった。

 町内の自宅から最も近い町指定避難所の場所や移動にかかる時間を書いて意識付けする「防災クイズ」もあった。