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  • 2015年の観光客は793万6300人で、国内・外国とも3年連続で過去最多
  • 円安傾向や航空路線拡充、クルーズ船寄港増などで外国客が69%増
  • 国内客(全体の79%)は台風の影響を受けたが景気回復もあり堅調

 県文化観光スポーツ部が20日発表した2015年度の入域観光客数は793万6300人に達し、国内客、外国客とも過去最高を3年連続で更新した。円安傾向や航空路線の拡充、クルーズ船の寄港増や通年運航を背景に外国客が増え、全体で前年度比10・7%増となった。月別では、12年10月以降42カ月連続で前年同月を上回った。

那覇空港

 国内客が全体の79・0%を占め626万6千人。前年度比で8万2100人(1・3%)増えた。夏場に台風の影響を受けたものの景気が回復傾向だったため堅調で、格安航空会社(LCC)を含む航空路線の拡充も好材料となった。

 外国客は全体の21・0%で167万300人。前年度比68万4300人(69・4%)増で、過去10年間でみると07年度(95%増)に次いで大きな上げ幅だった。全体的に円安傾向だったことや、海外11路線の便数が16年3月時点で週155回(前年同月は週127回)に増えたこと、クルーズ船の寄港回数が15年1~12月で221回(前年同期162回)に増えたことが影響した。

 外国客の内訳は、台湾が30・2%でトップ。2位は中国本土で21・2%、3位は韓国で19・9%、4位は香港で12・0%だった。

 県は、16年度の目標を前年度比約46万人(約6%)増の840万人に設定。うち外国客は前年度比約33万人(約20%)増の200万人と見込み、沖縄観光推進ロードマップの目標値(21年度に外国客200万人)を5年前倒しで達成したいと発表した。