【東京】琉球王国時代の染織、絵画、漆芸などを展示する「琉球 美の宝庫」展(主催・サントリー美術館、読売新聞社)の内覧会が17日、東京・六本木の同美術館であった。招待客らが、万国津梁として繁栄した琉球王国の珠玉の数々を鑑賞した。一般向けは18日~9月2日。

尚家に伝わる品々を鑑賞する招待客ら=17日、東京・六本木のサントリー美術館

 漆芸では、年代が推定できる最も古い琉球沈金の一つで、15世紀に久米島の神女が国王からもらった勾玉(まがたま)を収めたという丸櫃(まるびつ)を展示。国を治めた尚家ゆかりの品々では、水晶や黒真珠など7種の玉を288個ちりばめた国宝の玉冠などが紹介されている。

 同美術館の担当学芸員は「『生活の中の美』をテーマとしてきた同館は、琉球の美術がコレクションの核を成してきた。至宝の美しさ、素晴らしさを見てもらえたら」と話した。

 サントリー美術館は1968年に「沖縄の染織」展を行って以来、50年間で8回の沖縄美術関連の展覧会を開いている。