沖縄県の翁長雄志知事(67)が11月18日の知事選への出馬に意欲を示していることが18日、分かった。翁長氏側近が県政与党側に2期目出馬への推薦理由などの精査を求めた。これを受け翁長氏再選を目指す与党などでつくる調整会議は、近く労働団体などの支援組織に翁長氏への要望を聴取する考え。

沖縄県の翁長雄志知事

 調整会議は、8月中旬にも予定される名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て土砂投入などの政治日程を勘案し、出馬要請時期の本格検討に入る。

 複数の与党県議によると翁長氏側は「翁長氏の再選が不可欠な根拠を与党でまとめてほしい」との考えを与党側に伝えているという。また、翁長氏は9月9日の統一地方選で「オール沖縄」勢力から出馬する市町村議を全面支援する考えも示しているといい、統一地方選で勝利し、知事選へ弾みをつける考えとされる。

 ただ、翁長氏は膵臓(すいぞう)がんの切除手術を受け、現在も抗がん剤治療を受けており、体調次第では立候補が不透明になる可能性もある。

 自民党県連は佐喜真淳宜野湾市長(53)の擁立を決めており、翁長氏と佐喜真氏が出馬を決めれば、一騎打ちとなる可能性がある。