パンクの原因

 航空自衛隊那覇基地所属のE2C早期警戒機のタイヤがパンクし、那覇空港の滑走路が閉鎖された事故を受け、県の池田竹州知事公室長は18日、那覇基地司令の稲月秀正空将補を県庁に呼び、再発防止などを求める要請書を手渡した。

稲月秀正空将補(右)に自衛隊機の事故の再発防止を求める池田竹州知事公室長=18日、県庁

 稲月氏は事故に謝罪した上で、パイロットから聞き取った事故原因を説明した。同機は着陸後に減速するためエンジンのプロペラを逆噴射した際に、左のエンジンが逆噴射せず右側だけ減速した状態となったため、タイヤのブレーキで停止しようとしたところ、負荷がかかった左側と前方のタイヤがパンクしたという。

全国で4件目

 E2Cの同様の事故は今回を含めて全国で4件目。今回の事故を受け那覇の4機、青森の13機は飛行を自粛し、エンジンやブレーキなどの点検、パイロットの再発防止教育を実施していることも明らかにした。

 県の要請書は「沖縄の玄関口である那覇空港の度重なる事故は安全・安心・快適な観光地としてのイメージを損なう」として再発防止を強く求めた。

 稲月氏は同日、那覇市役所も訪れ城間幹子市長に謝罪。城間市長は「観光立県の玄関口である那覇市でこのような事故が発生したことを大変遺憾に思っている」と述べ、再発防止や原因究明を進め、情報を提供するように求めた。